野球を始めたばかりの子供がいる両親に向けて、バット選びの参考になればと思い、この記事を書いた。
私には小学1年生の長男がいる。
長男は5歳から野球を始めた。
始めたと言っても私と一緒に練習するだけだが、私が投げるボールを打ち込んでいる。
最初はもちろんプラスチックバットからスタートした。
そして小学1年になるタイミングで金属バットを購入した。
購入先は都内屈指の野球ショップであるベースマン飯田橋店。
ベースマン飯田橋店の少年野球コーナーは2階にある。
バットの品揃えはかなり豊富である。
数あるバットの中から長男は、カッコいいデザインの2本のバットをチョイス。
1つは軽くて短めのバット、もう1つは少し重めで長いバット。
長男はバットの重さよりもデザインの好みでこの2本をチョイスしたようだ(笑)
ベースマン飯田橋店は別階でバットを試し振りすることもできる。
息子と共にバットの試し振りへ。
では何グラムのバットを買ったのか?
重さは370グラム、長さは70センチである。メーカーはZETT。
軽い方のバットを最終的にチョイス。
最初から将来を見据えて重いバットを振ったほうがいいのでは?などと様々な意見があるだろう。
しかし、体の小さい子が重いバットをひたすら振るのはかなりの苦痛になると考えた。
最初は軽くて自分が振りやすいバットでボールを打つ楽しさを経験した方がいいと思ったのだ。
その考えが的中したのかは分からないが、長男は自分から「野球の練習したい。」と私に声をかけてくれるようになった。
この言葉が嬉しくて喜んで長男と練習に向かう。
私が休みの日しか一緒に練習できないが、これが休日の楽しみでもある。
長男は私が投げるボールを最低でも150球くらい打ち込んでいる。
指導という指導はしていないが、
遠くに飛ばす楽しさ
を味わってもらえるような練習ができるように心がけている。
YouTubeを見れば超人的な能力を持つ小学1年生の動画もたくさん出てくるが、決して長男と比較してはいけない。
子供はそれぞれ成長のスピードが違う。
私は少年野球をやっていた時に、勝利至上主義の教えの下でプレーしていてその時の辛い思いが今でも残っている。
そんな思いはさせたくない。
小学校の内は野球を思いっきり楽しんでくれればいい。
そして野球を通じて少しでも成功体験を積んでほしい。
親はその成長を見守るだけでいいのだ。
だから他人と比べてはいけないのだ。
今は370グラムのバットが次は何グラムになるのかが楽しみだ。
新しいバットになるたびに私の財布事情が厳しくなるが(笑)
それも息子の成長という嬉しい悲鳴ではないか!
そして長男が使っていたバットは成長の軌跡でもあるし、そのバットは次男に引き継がれていくかもしれないのだ。
次男が「野球をやりたい。」と言えばの話だが(笑)
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